観光力〜観光と料理とお酒〜

旅が趣味の管理人による、訪れた観光地・食べた料理・飲んだお酒の記録です。

【和歌山県】熊野三山

熊野三山

熊野三山協議会

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【アクセス】

熊野本宮大社和歌山県田辺市本宮町本宮

熊野速玉大社:和歌山県新宮市新宮1

熊野那智大社和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1

名古屋からワイドビュー南紀新宮駅まで約3時間半→バス・車で移動

南紀白浜空港から電車、バス、車で移動

 【行ってみた】 訪問日:2017/5

 熊野三山は、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社からなり、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産登録されている神社です。アクセスの悪さからか関東在住の私の周辺にはあまり行ったことのある人はいないのですが、人生で1度は行くべきと思えるレベルの神社です。神社といえば伊勢神宮が有名かと思われますが、熊野三山伊勢神宮に引け劣らない格式を有しています。確かにちょっと遠いですが。。

アクセスですが、管理人は南紀白浜に一泊した後に、白浜からレンタカーで向かいました(白浜駅前のタイムズレンタカーさんを利用しました)。まずは熊野本宮大社を目指すべく、白浜から山道を駆け抜けていきます。1時間ちょっとくらい運転をすると、大斎原(おおゆのはら)の鳥居↓が見え、その先に駐車場があります。 f:id:kankoryoku:20171113223813j:plain

田んぼの中にそびえる鳥居の美しさは格別です。管理人はこの写真をiPhoneの待ち受けに使っています。他にも世界遺産関連の資料施設が充実しています。ここで知ったのですが、スペインの有名なサンディエゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路(こちらも世界遺産)と熊野古道が姉妹道であるそうです。サンディエゴ・デ・コンポステーラも一度行ってみたいです。

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続いてこちらが本宮大社です。この先に本殿があります。本殿にはお参りするところが5か所程あり、順番も決まっています。これくらい様式が決められていると、参拝も気合が入りますね。また、熊野三山を代表するシンボルが、サッカー日本代表のマークでもある八咫烏(やたがらす)です。導きの神鳥として、三山それぞれで信仰されています。熊野本宮大社八咫烏は写真の左上です。管理人は、大斎原の壮大さ、熊野本宮の神秘さに加え、八咫烏の神話まで聞いて、すっかり熊野三山に魅了されてしまい、御朱印帳を買ってしまい、三山それぞれで御朱印をもらいました。

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続いて熊野速玉大社(の八咫烏)です。熊野本宮大社から大体1時間弱です。こちらは本宮と比べると若干現代的な雰囲気でした。八咫烏も上記のとおりクールな感じでした。お昼を↓のお蕎麦屋さんで食べたのですが、とてもおいしかったのでおススメです(場所がかなりわかりにくいですが)。

くまの庵 (熊野そば処) - 新宮/そば [食べログ]

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続いて熊野那智大社です。こちらも速玉大社から1時間弱です。那智大社は駐車場が山のふもとにあり、ここからバスで大社まで行くことも出来ますが、せっかくなら雰囲気が良いのでこの大門坂を歩いて登ることをおススメします。そこそこの山道を歩いて行くと、熊野那智大社に到着します。

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こちらが熊野那智大社(の八咫烏)です。坂道を上ってきた達成感や山の上にあることもあり、雰囲気はなかなかよく感じました。八咫烏もカッコイイ感じです。トップ画像のように那智の滝を眺めることが出来ます。

以上が熊野三山でしたが、ここから白浜駅まで戻るのはなかなか遠かったです(あと、帰りは西日がすごい)。。。フルに1日つかえれば、三山見て回れるぐらいのスケジュール感だと思います。本当は2、3泊して熊野古道も歩きながら、という観光の仕方が良いと思いました。

 

【観光力】

  1. アクセスが悪い分、逆にたどり着いた時の達成感が◎。長い歴史に裏付けられた労力に応えるだけのコンテンツがあるからであるが。
  2. 三山でそれぞれ異なった御朱印や、八咫烏グッズを集めるというコレクターにとっては心躍る設定がたまらない。
  3. 八咫烏のコンテンツ力

 

【もう一歩。次の一手。】

  1. 新宮や那智勝浦に本当に宿泊施設が少ない。閑散期はあまり人がこないからかもしれないが、日帰りは正直難しいので、何とかしたいところ。
  2. 観光客が食事を取る施設もあまり見受けられなかった。コンテンツ力はものすごいので、あとは来てよかった更に思わせるための、施設の整備に期待したい。