観光力〜観光と料理とお酒〜

旅が趣味の管理人による、訪れた観光地・食べた料理・飲んだお酒の記録です。

【アルゼンチン・チリ】パタゴニア① 往路

2020年にPatagoniaを訪れた際の記録です。かなり内容の濃い旅だったので、複数エントリーに分けて投稿します。

 

【旅程】

2/7、8 NY→エルカラファテへ移動 ←本記事

2/9 ペリトモレノ氷河観光

2/10 エルチャルテンへ移動

2/11 フィッツロイ登山

2/12 ウシュアイアへ移動、観光

2/13 プエルトナタレスへ移動

2/14 パイネ国立公園観光

2/15 プンタアレーナスへ移動、観光

2/16、プンタアレーナス→NY

 

【旅路】

1週間休みを取って、パタゴニアへ行ってきました。少しだけ山に登る管理人にとってパタゴニアはNYに駐在したら絶対行こうと思っていた、憧れの地でした。かなり遠かったですが、これまでの旅行の中でもベストと言っても良い場所でしたので、長くはなりますが複数エントリーで紹介出来ればと思います。この記事はコロナ後に書いていますが、今となってはパタゴニアに行ったのが夢のようです。。。

 

今回は色々トラブルにあった往路について記載します。

行きは2/7(金)の14:35のユナイテッドのフライトでニューアーク空港からマイアミまで飛び、そこからLATAMでブエノスアイレス経由でパタゴニア旅行の起点であるエルカラファテまで行く予定でした。午前中で仕事無理やり切り上げ、急いで身支度をしニューアークに向かいます。ただ、この段階で天候不順によって管理人が乗る予定の飛行機がボストンからニューアークに飛べておらずディレイのお知らせが来ていました。。マイアミからのフライトは20:15だったので多少のディレイは大丈夫だったのですが、なんとなく嫌な予感がしていました。手荷物検査を終えラウンジで待機していると、みるみる出発予定時刻が遅れていきます。。。19時頃までに着けば何となるかと思って待ちますが、到着見込みが20時を超えた時点でフライトの変更交渉に動きました。翌々日のペリトモレノ氷河ツアーに行くためには何としてでも明日中にエルカラファテにつく必要があります。ブエノスアイレス→エルカラファテの飛行機は限られており、とにかく翌日の午前中までにブエノスアイレスにたどり着かなければなりません

空港カウンターに赴き、事情を説明し係の人がPCを眺めながら沈黙すること数分、、、緊張しながら待っていると、ヒューストン経由でブエノスアイレスに行くフライトを手配出来る、とのこと!内心ではガッツポーズしながらも、航空券が出てくるまで信じられないので、手配をお願いします。その後どこかに電話をかけて(LATAM?)、無事チケットを手にすることが出来ました。非常に良かったのですが、問題がもう一つ。変更してもらったフライトでは翌日9:48のブエノスアイレス→エルカラファテのLATAMのフライトに間に合いません。ユナイテッドとしては、そこから先は知らないよという感じかと思われたので、別途フライトを取り直すことにしました。幸い15:20のアルゼンチン航空のフライトが取れたのですが、ユナイテッドが到着するエセイサ空港ではなく、アエロパルケというブエノスアイレス内の別の空港発でした、、、実はブエノスアイレスには成田と羽田のように、二つ空港があるのです。移動はリスクだなぁと思いつつも、背に腹は変えられないので全力で移動方法を検索しつつ、まずはヒューストン行きのフライトに乗ります。

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色々疲れたのでヒューストンのラウンジで一杯飲みます。今回の反省としては、実は帰りも行きのトラブルを引きずるのですが、乗り継ぎ便は同じアライアンスでフライト取った方が、変更が生じた際に色々とスムーズだったなと思いました。。。

 

翌日何とかブエノスアイレスにたどり着きますが、フライトが結構長時間で辛かったです。遠いぜパタゴニア。入国審査はすんなり終わり、アエロパルケへの移動です。検索したところ、タクシーでの移動は危険なのでNG、選択肢は空港バスかレミース(ハイヤー)です。金額がかなり違うのですが、飛行機に乗り遅れるわけにはいかないので、レミースを選択します。

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荷物受け取りと出口のわずかな間にレミースとバスのデスクが数社あります。よく分からなかったので大手っぽいTiendaLeonを使います。カウンターでアエロパルケと言って料金を払うと、後ろから運転手が出てきて、車まで連れて行ってくれます。渋滞が酷くて60分〜80分かかると聞いていたのですが、ほぼ渋滞もなく40分ほどで着きました笑 時間的には余裕があり過ぎたので、アエロパルケで両替をし(空港1階の端の方にあります)、ゆっくりランチを食べます。

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管理人は牛肉のアサードを食べました。久しぶりのまともなご飯が染み渡ります。空港は結構整備されており、治安面も特に気になることもなく、やや拍子抜けしたブエノスアイレスでの移動でした。あと、気付いたのは白人の多さ。カリブの国々や、ペルー、エクアドルでは、メスティーソムラートといった混血の方が多かったですが、アルゼンチンは圧倒的に白人です。まるでヨーロッパにいるような雰囲気で、南米は国のよってこんなに人種構成が違うのか、と興味深かったです。

 

搭乗時刻まで時間を潰し、アルゼンチン航空に乗り込みます。機内はほぼ満席です。

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しばらくは草原なのですが、パタゴニアが近づくにつれ異世界のような風景になります。まるで月に着陸するような雰囲気です。ちなみに、パタゴニアは強風で有名で、着陸の時飛行機がかなり揺れて怖いです笑

エルカラファテ空港は結構キレイなのですが、周辺には何もありません。ついにここまできたなぁという感慨に浸りながら、タクシーでエルカラファテ市内を目指します。宿に着くと、そこには先に着いていた友人がおり、無事合流出来てひとまず安心しました。安心してお腹が空いたため、夕飯食べにリベルタドール大通りにくり出します。まずは無難に地球の歩き方に載っていたCasimiro Biguaでアサードを食べました。美味しかったのですが翌日以降発掘した店と比べてやや割高でした。

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その後隣にあったPatagonia Brewingというお店でビールを飲み、長い往路が終わりました。大変でしたがパタゴニアの澄んだ空気の下で飲むビールは格別で、この段階で来てよかったと思いました。

 

では。