観光力〜観光と料理とお酒〜

旅が趣味の管理人による、訪れた観光地・食べた料理・飲んだお酒の記録です。

【アルゼンチン・チリ】パタゴニア② エルカラファテとペルトモレノ氷河

2020年にPatagoniaを訪れた際の記録です。かなり内容の濃い旅だったので、複数エントリーに分けて投稿します。

 

【旅程】

2/7、8 NY→エルカラファテへ移動

2/9 ペリトモレノ氷河観光 ←本記事

2/10 エルチャルテンへ移動 ←本記事

2/11 フィッツロイ登山

2/12 ウシュアイアへ移動、観光

2/13 プエルトナタレスへ移動

2/14 パイネ国立公園観光

2/15 プンタアレーナスへ移動、観光

2/16、プンタアレーナス→NY

 

【旅路】

今回はペリトモレノ氷河の観光とエルカラファテについて書きたいと思います。

 

パタゴニア観光には様々なルートがあるのですが、管理人としてはペリトモレノ氷河とフィッツロイは外せない、ということで今回のようなルートとなっています。実質観光初日の2/9はペリトモレノ氷河観光ツアーに参加しました。利用したのはベルトラの氷河トレッキングツアーで、事前に日本から予約しておきました。当日は朝泊まっていた宿まで迎えのバンがきて、その後大型バスに乗り換え、ロス・グラシアス国立公園を目指します。

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1時間ほどで公園の入り口に着き、入園料を払います。ちなみにここはアルゼンチンペソでしか払えません。そこからまたしばらくバスに揺られ、小さなフェリーに乗り換えます。しばらく船上で揺られていると、

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ペリトモレノ氷河が見えてきました!ここから写真撮りまくりです笑 氷河に近づき、脇に着岸するとそこからトレッキングの基地まで移動します。余計な荷物はここに置いていけます。その後、氷河の説明を受けつつ、氷河に接近します。

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近づいてみるとものすごく大きいです。これだけでもかなりの迫力ですが、ここからヘルメットを被り、アイゼンをつけて氷河トレッキングの開始です。初アイゼンでしたが、慣れればサクサク進むことができます。

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氷河が削ってきた岩が表面に出てきて、黒ずんだ部分もありますが、氷河の上を歩くという貴重な体験をすることが出来ます。所々深いクレバスのように深い谷なっており、怖い部分もありますが、ガイドさんがしっかりフォローしてくれるので安心して歩くことができます。1時間ほど歩いた後、氷河を降りる前のお楽しみがこちらです。

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氷河の氷で、ウィスキーをロックで飲みます!これがやりたくてツアーに来たようなものです笑 氷河の氷はものすごく圧縮されており、純度が高くなかなか溶けません。その氷で飲むウィスキーはこれまでで一番冷たいウィスキーのように感じました。最高です。

その後、基地まで戻りお昼を食べます。管理人はまともなお昼を調達する時間がなく、ホステルの朝ごはんで出てたパンとオレオで飢えを凌ぎます。

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最後にもう一度氷河を堪能し、船で元の場所に戻りました。これで終わりかと思っていたのですが、実はツアーにはもう一箇所、氷河の見学スポット(トレッキングやクルーズに参加しない場合はここに行くのが普通)に立ち寄りました。

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午後は天気も良くなり物凄い絶景です!正直観るだけならこの展望台がベストだと思います。氷河の時たま轟音を上げて崩落し、川へとなっていきます。圧倒的な非日常を感じるとともに、自然の壮大さ目の当たりにし、本当に来て良かったなと思いました。

 

エルカラファテに戻る頃には夕方ですが、夏のパタゴニアにはとにかく日が長いです。21時頃までは明るいので調子が狂いますが、お腹が空いたのでディナーのお店を探します。この日はLa Tablitaというお店に行きました。

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注文したパリージャです。この店は当たりでした。味も良く、コスパもまずまずで、ワインとともに肉を堪能しました。

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2次会はこちらのLa Zorraというビアバーでビールです。パタゴニアの心地よい空気を吸いながら外で飲むビールは最高でした。エルカラファテは軽井沢のような雰囲気の街で、治安も非常に良く、物価もアメリカと比べると安いです。パタゴアニアが世界中のアウトドア好きの憧れであることをまだ旅行の序盤ですが、既にわかったような気がします。

 

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翌日は、スエットを忘れたという友人が買い物をするのに付き合ったり、カラファテの街をウロウロしつつ13:30のエルチャルテン行きのバスを待ちます。移動前にお昼を食べたかったのですが、パタゴニアは夜が遅い分昼のスタートも遅く、全然店が開きません。。。バスの時間もあるのでどうしようかと思っていたのですが、Isabelというお店に12時の開店と同時に飛び込みました。

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シチューが有名ということで、こちらのシチューと連日肉の食べ過ぎで野菜を欲していたのでサラダを注文しました。このシチューが絶品でした、サラダと合わせてかなり栄養補給することが出来、ここでの食事が旅行全体の体調維持にかなり貢献したと感じています。ただ時間がなかったことから、物凄いスピードで食べたので店の人には不審がられたと思います笑

 

次の記事ではエルチャルテンとフィッツロイについて書こうと思います。

では。