観光力〜観光と料理とお酒〜

旅が趣味の管理人による、訪れた観光地・食べた料理・飲んだお酒の記録です。

【アルゼンチン・チリ】パタゴニア⑤ プエルトナタレスとパイネ

2020年にPatagoniaを訪れた際の記録です。かなり内容の濃い旅だったので、複数エントリーに分けて投稿します。

 

【旅程】

2/7、8 NY→エルカラファテへ移動

2/9 ペリトモレノ氷河観光 

2/10 エルチャルテンへ移動 

2/11 フィッツロイ登山 

2/12 ウシュアイアへ移動、観光 

2/13 プエルトナタレスへ移動

2/14 パイネ国立公園観光 ←本記事

2/15 プンタアレーナスへ移動、観光 ←本記事

2/16、プンタアレーナス→NY

 

【旅路】

今回はパイネ国立公園とプエルトナタレスについて書きたいと思います。

 

エルトナタレスでは当初はトーレスデルパイネへのハイクを検討していましたが、フィッツロイで満足したことと天候がイマイチということで、ベルトラで予約したパイネ国立公園の1日ツアーに参加しました。

 

ホテルでピックアップされ、まずはミロドンの洞窟に向かいます。ミロドンという大きな熊のような生物がかつて生息していたかなり大きい洞窟です。まぁただそれだけと言えばそれだけなのでさらっと観光します。先日通った国境の近くで小休止をとってから、パイネ国立公園に向かいます。

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まずは、サンミエント・デ・ガンボア湖からパイネ全景を眺めます。小さいですが、トーレスデルパイネも見えました!続いてアマルガ湖からパイネを眺めるのですが、この時はトーレスデルパイネに雲がかかってしまいました。キレイに見えていればよい感じの撮影スポットだと思います。その後公園の入り口で料金を支払い、いよいよ園内に入ります。

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パイネグランデ等の山々が絶景です。フィッツロイが尖っていてシャープな感じであったのに対し、パイネは雄大といったイメージです。手前の湖と合わせて非常に写真映えします。ちなみに有名なトレッキングルートであるWコースはこの山々の麓を歩いて通るようです。いつかチャレンジしてみたものです。ちなみに写真だと穏やかに見えますが、風が尋常じゃなく強いです笑 

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その後も何箇所か撮影スポットに立ち寄ります。写真の右側を見ていただくと氷河に削り取られた跡がよくわかります。なお、自然豊かな場所なのですが、多くの木々は白く炭化しています。これは2011年に起こった山火事の影響で、原因調査の結果キャンパー が落とした小さなビニール辺(?)が太陽光を集め、火を起こした事によるとのことです。ほんの小さなゴミが生態を大きく壊してしまう話を聞き、自分も気を引き締めました。

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最後にグレイ湖に着き、2時間ほどお昼休憩と散策をします。写真の左から右に湖畔を歩いていくのですが、ここも凄まじい風で、距離は短いですが結構きついです笑 そして砂が痛いです。

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グレイ湖の奥(写真左奥)にはグレイ氷河があり、そこから削り落ちた青々とした氷が浮いています。ペリトモレノ氷河で氷河は堪能したこともあり、ここはサクッと見て回りました(と言っても、往復それなりに時間を要します)。以上でパイネの観光は終了です。このバスツアーは、トーレスデルパイネを見れるポイントは限られますが、パイネグランデの雄大さを拝むことは出来るので、参加してよかったと思いました。

 

エルトナタレスに戻り、この日はEl Boteというお店で海鮮を食べました。

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パタゴニアのチリ側は魚が食べられて本当にありがたかったです笑 魚のスープが美味しかったです。食後プエルトナタレスの町を散策しました。プエルトナタレスはエルカラファテと比べると、お店はそこそこありますがこじんまりした落ち着いた印象です。夜までガヤガヤという雰囲気ではあまりありませんでした。チリとアルゼンチンの違いを表しているのかもしれません。

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ホテルに帰還後友人は今日は休むということで、ホテル併設のレストランでピスコサワーとセビーチェを味わいます。天候にも恵まれて一通り目的を達成できたこともあり、安堵に浸りながら飲みます。今回熟考の末アルゼンチン側からチリに抜けるルートにしたのですが、食という意味ではこのルートでよかったように思います。後半戦にアルゼンチンの肉ではなく、チリ側で魚貝が食べられたのは体調面で助けられたように思います。

 

翌日、お土産屋さんを物色した後、友人はプエルトナタレスの空港から帰路へ、管理人はバスでプンタアレーナスに向かいます。その前に腹ごしらえをしたかったので、アルゼンチン同様開いている店があまりありません笑

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Cafe Artimanaというところに突撃してみたところ、明らかに準備中な感じでしたが入れてくれました。ありがたい。そして、そこで食べた海老のリゾットが絶品でした!海鮮なら毎日食べられます笑

 

次回最後にプンタアレーナスと帰路について書きたいと思います。

 

では。