観光力〜観光と料理とお酒〜

旅が趣味の管理人による、訪れた観光地・食べた料理・飲んだお酒の記録です。

【NY生活】ナスカの地上絵バーチャルツアー

コロナの猛威によりこの夏の海外旅行は難しそうだなぁとやるせない今日この頃ですが、少しでも旅行気分を味わうために、HISが開催しているバーチャルツアーに参加してみました。

 

まずは、HISのサイトから気になるツアーを探します。

【H.I.S.】オンライン体験オプショナルツアー|海外現地ツアー格安予約

色々あるのですが、ナスカの地上絵ツアーを選んでみました。管理人はクスコ、マチュピチュには行ったことがあるのですが、乗り物酔いに弱いため、飛行機酔いで地上絵どころではないという噂を聞いていたナスカはパスした、という過去があります笑 今後も恐らく見に行くことはないだろうな、と思ったために、このツアーに参加してみることにしました。価格は10ドルなので、まぁ物は試しです。

 

Zoomのアカウントが送られてくるので、当日ログインしてスタンバイします。管理人は一応寝間着から着替えて参加したのですが、こちら側のカメラは常時オフだったので、そんな必要はありませんでした笑

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参加者は30名ちょっとでした。冒頭HISの方と現地ガイドの方から自己紹介があり、その後ペルーの紹介、リマからナスカまでのアクセスの説明が行われます。セスナのフライトイメージの動画を挟み、ナスカの地上絵の解説をガイドのセルジオ島袋さんが行ってくれます。

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たまにぎこちない日本語がローカルツアー感を醸し出します。説明はとても詳しく、ナスカの地上絵にまつわる様々なエピソードを話してくれて勉強になります。内容についてはネタバレしないよう伏せさせて頂きます。最後にナスカ周辺の観光スポットの説明があり、質疑応答をして終了です。全部で1時間ほどでした。チャットを通じて質問できるのですが、結構質問が出てきて時間ギリギリまで回答してもらいました。チャットだと聞きやすいですよね。

 

感想としてはもう少し動画とかでナスカの地上絵を観れるのかと思ったら、スライドでの説明が主体だったのでその点は拍子抜けでしたが、色々と詳しい説明を聞くことが出来、ナスカに対する理解が深まったので、10ドルであれば全然ありだと思いました。ツアーというよりは、セミナーって感じでしたかね。今回30人ほど参加していたので、30×10でHISの収入は約3万円。微々たる収入ですが現地ガイドの皆さんはとても厳しい状態だと思いますので、こういった試みは非常に良いことだと思いました。

 

余談ですが、この日はロックダウン後初めて外食をしました。店内飲食は禁止なので外で食べます。

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普段家で作れないもの、ということでタイ料理を食べに行きました。シンハービールを頼んだら凍って出てきました笑 これがタイの飲み方なのでしょうか?まぁ暑い日だったのでキンキンのビールはありがたいです。妻はノンアルコールのレモネードを頼んだのですが、出てきたのはアルコール入りのレモネードで、そういえばアメリカのレストランっていい加減だったな、というのを思い出しました笑

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料理はパッタイ等を食べました。久しぶりのタイ料理、美味しかったです。自炊に慣れるちょっと高いなと思ってしまいますが、NYの夏の日差しの元でご飯食べられるのも貴重なので、またどこか行きたいと思います。

 

では。

【NY生活】床屋と夕焼け

今週の月曜からNYの経済再開も第二フェーズに入り、オフィスや小売店が再開できるようになりました。そうは言っても話を聞く限りだとオフィスに戻っている人はあまりいなく、引き続き在宅勤務している人がほとんどです。東京は結構な人がオフィスに戻っていると聞くのですが、感染状況の違いがあるにしろ興味深い差です。管理人も急いで戻る必要はないんじゃないかと感じており、いろいろな要因があって一概には言えないと思うのですが、NYは驚異的に感染が拡大したこともあり強制的に全員在宅となりコミュニケーションも今は在宅前提になっているので必要性を感じないのだと思います。これが半分くらいの人がオフィスに行っているのであれば、アンオフィシャルな情報を取る意味でもオフィスに行った方が良いような気がします。しかし、今後はどうなるのでしょうか。最近仕事で今後のオフィスのあり方について色々聞かれることが多く、自分なりの考えを深めていきたいと思います。

 

真面目な話はこれくらいにして、週末は4ヶ月ぶりの床屋に行ってきました!
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マンハッタンにあるQB Houseです。NYには他にいろいろと日本人経営の美容室はあるのですが、チップ込みで100ドル近くになるので、管理人はもっぱらQB Houseでお世話になっております。カットは23ドルです(コロナ後ちょっと値上がりしていました)。行列が出来ているという噂だったので、9時の開店間も無く行ってみました。それでも11時頃までの予約は結構埋まっており(その場で紙にスロットを書いていく仕組み)、どうしようかなぁと思っていたのですが、店員の方からこのペースなら9:30の枠で行けると思う、と言われ名前を書いて待ちます。外で待っているのは4人くらいで、白人の女性もいます。結構白人の女性はQB Houseで見かけるのですが、やはり日本の散髪の技術は高いのでしょうか。

しばらく待つと店員に呼ばれ、マスクをつけたまま散髪です。ここのQBは日本人2名、中国系の人1名の体制なのですが、中国系の人にあたりました。前回切ってもらった時はサバサバした感じだったのですが、今回は終始笑顔で対応も非常によく、コロナ明けで働けて楽しいのかなぁと思いました。ロックダウンによって髪切りたい人がマンハッタン中に溢れているので、QB Houseは大忙しな様子です。髪を切り終わり、こんなタイミングで働いてくれている感謝も込めてちょっとチップを多めに払い、店を出ました。床屋でチップ払うのは結構謎だと思っていたのですが、今回は非常に気持ち良くチップを払いました。

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帰りに立ち寄ったグラセンです。観光客がいないこともありガラガラです。

【お酒】Guinness(ビール)

管理人が飲んだお酒の記録です。

 

Guiness

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SRM:NA

IBU:45

ABV:4.2%

種類:スタウト 

 

【概要】

アイルランドを代表するビールことギネス 。現在は合併を経てアルコール大手のディアジオの傘下となっていますが、製造開始は1759年と非常に歴史のあるビールです。管理人がアメリカで買ったこのギネスの缶ビールもアイルランドのST. James's gateの醸造所で作られたもののようです。

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こちらがアイルランド旅行の記事にも書いてありますが、ダブリン のST. James's gate醸造所です。管理人はこちらのストアハウスを訪問して以来ギネスのファンになっています。是非ビール好きの方には訪れて頂きたい観光地です。

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ギネスといえば泡が下に沈んでいくサージが有名です。残念ながら瓶ビールですとこのサージを再現することは出来ないのですが、缶ビールには窒素が入ったプラスチックのボール(ウィジェット)が入っており、生ビールを注いだようなサージを引き起こして、クリーミーな泡を楽しむことが出来ます。また、ギネスはこんな見た目ですが、他のビールと比べてカロリーが少し低いです。飲み過ぎたら変わらないのですが笑

 

【感想】

最初飲んだ時は、真っ黒な見た目、コーヒーのようなスモーキーな香り、炭酸感ゼロということで、これはビールなのか、、、?という感じですが、飲めば飲むほどハマっていく、そんな味だと思います。IBU45とかなりしっかりした味ですが、ABVが4.2%とビールにしては低いので、意外とゴクゴク飲むことが出来ます。管理人的にはつまみと合わせるというよりは、単品で楽しみたいビールです。季節としては、アイルランドのビールであることもあり寒い季節に暖かい室内でゆったりとアイリッシュミュージックでも聞きながら飲むのが良いのではないでしょうか。

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缶ビールも十分美味しいのですが、やはり写真のアイルランドで飲んだ生のギネスには到底及びません。日本で飲める生ギネスも美味しいのですが、なぜかアイルランドで飲むギネスは桁違いにクリーミーです。ダブリン にはギネスだけを目当てを旅行に行っても損はしないと思います。

 

では。

【お酒】Montauk Pilsner(ビール)

管理人が飲んだお酒の記録です。

 

Montauk Pilsner

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SRM:NA

IBU:35

ABV:5.4%

種類:ピルスナー

Montauk Brewing Company

 

【概要】

マンハッタンの東隣にあるロングアイランドの更に東の端にあるビーチリゾートがMontaukです。

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ここです。本当に先端です。そこにあるMontauk Brewing Coが作っているクラフトビールがMontaukです。2012年設立比較的新しい醸造所で、Pilsner以外にもAle、IPAを6種類ほど作っています。また、どうやらNY市周辺でしか買えないようです。現地にはTasting roomがあるので、マンハッタンからLong Island Rail Roadで行くことも出来るので一度行ってみたいものです。

 

【感想】

ピルスナーなのでエールのような香りはないのですが、IBU35とある通りしっかりとした味わいがあります。ピルスナーにしては香りも苦味も結構しっかりしていると思われ、1本飲めば結構満足出来ます。爽やかな青いラベルであることもあり、夏に飲みたいビールです。Montaukのビーチで飲んだら最高なんだろうなと思います。

 

では。

【お酒】Pacifico(ビール)

管理人よる飲んだお酒の記録です。

 

Pacifico

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SRM:3

IBU:18

ABU:4.4%

種類:ラガー

 

【概要】

黄色いラベルが目印のPacifico。製造元はCoronaで有名なメキシコのGrupo Modeloです。1900年に3人のドイツ人がメキシコのMazatlanというところで醸造を始めたのが起源のようです。結構古いですね。

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Mazatlanはメキシコのこの位置にある港町のようです。太平洋に面しているのでPacificoなのですね。その後1970年頃にカリフォルニアのサーファーがメキシコのバハカリフォルニアでPacificoを発見し、南カリフォルニアに持ち帰って以来、徐々に広まったという歴史のようです。だから、カリフォルニアではよく見かけたのですが、NYではあまり見かけないのですね。

 

【感想】

Pacificoは管理人が学生時代にカリフォルニアに留学した際に出会った思い出のビールです。それまで基本的には日本のビールしか飲んだことがなかったのですが、留学中にPacificoを飲み、その味の違いにビールって色々な味があるんだということを教えてくれました。それ以来クラフトビールが好きになりました。

味はIBU、ABUから分かる通り、すっきり爽やかな軽い感じで、coronaと比べると麦の香りを存分に感じられます。管理人としては夏といえばPacifico、海といえばPacificoといったイメージです。数あるメキシコビールの中でもお気に入りの一つです。

 

では。

【NY生活】ロックダウンからの日々

さて、本来このブログは管理人が訪れた観光地の記録を残すのが目的でしたが、世界的に猛威を振るうコロナウィルスの影響でいつから旅行に行けそうか分からないこともあり、管理人の生活関連の記事も書いていきたいと思います。

 

今回は管理人が駐在するNYのロックダウン後の街について書きたいと思います。今週の月曜(6/8)にようやくNY市も第一段階のreopeningが開始されました。3/22のロックダウンからかれこれ2ヶ月半経ったわけですが、写真を見返しながら徐々に変わる街並みを振り返りたいと思います。

さて、日本でコロナが騒がれ始めたのは2月ごろだったかと思いますが、2月のNYはまったくそんな雰囲気はありませんでした。完全に対岸の火事を見ている感じでした。変化がお訪れたのは3月に入ってたから。管理人はカリフォルニアに出張していたのですが、前週まではOKだった企業往訪がことごとくキャンセルになりました(今思えば当然ですが)。どうしようもないのでNYに帰ると、3/10に集団感染が発覚したニューロシェルが封鎖され、いよいよNYも非常事態感が出ます。

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多くの企業が出社を止め、急に在宅に切り替えたことでスーパーが品薄になりました。写真は3/13です。この日はパスタ・缶詰・生鮮野菜・トイペ等がことごとくありませんでした。パスタとトイペは回復までかなり時間がかかりましたが、それ以外はその後は品薄になることもなく、スーパーとそれを支える物流網に感銘を受けました。

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管理人の会社も在宅になったのですが、これは3月中旬に最後に出社した日の写真です。普段は通勤で歩く人で溢れていたのですが、本当に誰もいないなぁと思ったことを覚えています。

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会社帰りにタイムズスクエアに寄った時の写真です。いつも人で溢れていて通るのが嫌だった場所ですが、この日は本当に誰もいませんでした。天気の悪さも相まって、非常に寂しげでこれからかどうなっていくのかなぁと思いました。

ロックダウンされてから3月中は日に日に状況が悪化していく日々で、毎日クオモ州知事の会見を見ながら、果たしてこのまま残るのが良いのか、日本に帰国すれば良いのかを思案する日々でした。日本に帰ったら帰ったでPCR検査が必要になり、帰る場合のロジも複雑ですし、帰国すること自体がリスクだと思ったので、基本的には残るつもりでしたが、そうは言っても医療現場の切迫具合を見聞きする中仮にコロナやそれ以外の病気になったらどうしよう、という不安も拭えずなかなかハードな日々でした。

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基本家に引き籠り近所のスーパーにしか行きませんでしたが、そうは言っても日本食スーパーにはたまには行かないと身体が持たないので行った際に撮った写真です。この時期はタイムズスクエア周辺も人も車もまったくおらず、グラセンも閑散としていました。

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こちらは4/2のタイムズスクエア周辺です。まだまだ全然人がおらず、結構怖かったです。日本食スーパー行くのも一苦労でした。毎日600人程度NY州で死者が出ておりシビアな日々でしたが、この時期から日本も非常事態宣言が発令され、日本の友人も在宅状態であったためZoom飲みが流行り始めました。

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4/19のブライアントパークです。この時期からやや感染がピークアウトした感が出始めましたが、人は相変わらずいません。

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4月下旬に日本から来た妻を迎えに行った際のJFKです。本当は4月頭にこちらに来る予定だったのですが、感染者数爆増中のNYに呼ぶわけにもいかず延期し、このタイミングでの渡航となりました。リスクはありましたが先がどうなるかわからず、米国が日本との国境を閉ざすこともあり得たので呼んだわけですが、その後かなりNYも改善に向かったので、結果論ですがタイミングとしては悪くはなかったように思います。ちなみにエコノミーの3列シートで横になって来れたので、ある意味快適だったらしいです笑 空港はほんとど人がおらず、出発ロビーも1レーンしかチェックインが空いておりませんでした。到着ロビーで迎えに来ていたのは私含め3組ほどでした。ウーバーで行き帰りしたのが、いつも大混雑のJFKにあっさりつけて、ある意味これも快適でした。本来これくらいに人通りが適切なのかもしれません。

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5/3の写真です。引き続き人通りはないですが、多少車通りが出てきたかもしれません。

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5/10です。やや人通りが出てきて、買い物に行くのも安心感が出てきました。ちなみにマンハッタンはそこら中に警察が立っており、治安維持にあたっています。アジア人差別の被害という話もちらほら聞きましたが、総じて平和に済んだのは警察がそこら中にいたことは大きいように思います。天候が暖かくなってきたこともあり、ブライアントパークにも日差しを求めた人々が集まり出しました。正直いつもの観光客でごった返しているのよりこれくらいの方が住人的には心地よいです(観光産業的にはそうはいきませんが)。

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5/16、16です。ハドソン川沿いの緑地帯はソーシャルディスタンス日光浴をする人で溢れていました。セントラルパークも同様で、通りではそれまで閉めていたレストランがちらほら再開を始め、テイクアウトやドリンクの販売をし始めていました。この辺りから不安もなくなり、徐々に街の再開の機運を感じるようになりました。

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領事館に行ったついでに撮った5番街、6th Aveです。まぁこの辺りは観光・オフィスエリアなのであまり人はいません。歩いていて思ったより工事をしていることと、閉店しているリテールのお店がやはりちらほらいることを感じました。領事館は現場での事務に加え、毎日NY州知事の発表等をまとめてメールしてくれ本当にありがたいです。現場の職員の方には頭が下がります。

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5月も終わりになると人通りも車通りもかなり戻ってきました。そうは言ってもコロナ前の人多すぎて進めないような混み具合では全然ないので、むしろ快適です。感染の状況が改善したことに加えて、気候が良くなってきたのでもう皆さん我慢できなくなってきているのでしょう。また街には自転車が目立ちます。ウーバーイーツ等のケイタリングに加え、スーパーで代わりに買い物をして届けてくれるサービスがかなり広まっており、至るところを自転車が走っています。また地下鉄を使う気にならないからかCity bikeを利用している人も多いです。6/8のリオープンを迎えてからは、店先で立ち飲みする人も増えてきました(今のフェーズでやっていいのか謎ですが)

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そして、足元ではジョージフロイド氏の死に端を発する抗議活動が盛り上がっており、タイムズスクエア周辺は封鎖されている他、電光掲示板も時おりBlack Lives Matterの文字が映し出されます。正直日本人の管理人がこの人種差別の問題の根深い闇を分かっているとはとても思えないのですが、日本とは違う移民国家アメリカの片鱗に触れることが出来たように思います。

 

と、駆け足でこの3ヶ月を振り返ってみました。今思い返すと3月下旬〜4月上旬頃は本当に緊迫した雰囲気であったと思いました。現在も引き続き毎日19時に医療従事者への拍手が行われているのですが、あのピークにフロントラインで戦っていた皆さんには特に敬意を示したいと思います。さて、そんなこんなでまだ旅行には行けなわけですが、他の趣味はマラソンや登山という管理人は最早料理に精を出すしかない状態です笑 まぁこの特殊なタイミングでNYにいるのも何かの縁だと思いますので、そのような中でも何か新たな発見をしていきたいと思います。

 

では。

 

【アルゼンチン・チリ】パタゴニア⑥ プンタアレーナスと帰路

2020年にPatagoniaを訪れた際の記録です。かなり内容の濃い旅だったので、複数エントリーに分けて投稿します。

 

【旅程】

2/7、8 NY→エルカラファテへ移動

2/9 ペリトモレノ氷河観光 

2/10 エルチャルテンへ移動 

2/11 フィッツロイ登山 

2/12 ウシュアイアへ移動、観光 

2/13 プエルトナタレスへ移動

2/14 パイネ国立公園観光

2/15 プンタアレーナスへ移動、観光 ←本記事

2/16、プンタアレーナス→NY ←本記事

 

【旅路】

今回はプンタアレーナスと帰路について書きたいと思います。全6回となりましたが今回が最後です。

 

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エルトナタレスのバスターミナルで、空港に向かう友人に別れを告げ、管理人は最後の目的地であるプンタアレーナスにバスで向かいます。大体3時間くらいかかりました。夕方頃にプンタアレーナスのバスターミナルに着き、まずは宿にチェックインしてから町を散策します。

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プンタアレーナスはそこそこの規模の町ですが、これまでの町と比べるとあまり人通りがありません。とりあえず中心地っぽいムニョスガメロ広場に行き、そこから北にある展望台に行きました。

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展望台からはプンタアレーナスの町とマゼラン海峡を一望出来ます。時間があれば博物館やキングペンギンツアー等に行くのがプンタアレーナスの観光の仕方のようですが、如何せん着いた時間が遅かったため、とりあえず町中を歩き回ります。

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海沿いを歩いていると、船着場がありました。 プンタアレーナスはマゼラン海峡を通る船の停泊地として発展した町のようで、パナマ運河ができた今はおそらく通る船も大分減ったと思いますが、当時は大西洋と太平洋を行き来する重要な航路だったんだろうなぁと思いを馳せます。

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夕飯はこちらのLa Lunaで食べました。色々探し回ったんですがあまりレストランがなく、このLa Luna周辺に固まっているようでした。お店はカジュアルで入りやすく、パタゴニア最後の夕食も海の幸を堪能しました。この日は最後にスーパーでお土産を物色して寝ました。

 

帰路に着く最終日です。フライトは午後でしたが正直やりつくした感があったので、最後にマゼラン海峡を拝みに海に行きました。

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思い返せば、往路のフライトからトラブルに見舞われたものの天候にも恵まれペリトモレノ、フィッツロイというお目当ての絶景を堪能することが出来、予定していなかったウシュアイアにも行け、パイネもツアーで楽しめましたし、行程を通じて食事やお酒にも満足することが出来ました。ラッキーなことに文句なしの旅行だったなぁとマゼラン海峡を見ながら振り返るとともに、日本から遠く遠く離れたこんなところにいることが不思議な感じがしました。またパタゴニアを訪れられるよう頑張ろう、と最後に誓い、宿に帰って空港に向かいました。

 

と、これで終わってくれればよかったのですが、ここからがまた大変でした。。。笑 嫌な予感はしていたのですが、プンタアレーナスの空港でチェックインしようとすると、予約がないと言われます。しかし、管理人のエクスペディア上や、LATAMからのメールでは予約が取れています。恐らく行きのトラブルで予約がよくわからないことになっているんだろうな、と思いつつ、メール等を見せつつ交渉していると、とりあえずサンティアゴまでのフライトのチケットはくれましたが、サンティアゴでNY行きに着いては再度チェックインしてくれと言われます。18時ごろサンティアゴにつき、チェックインカウンターに行きますが、案の定予約がないと言われ、チケットセールスのデスクに行ってくれと言われます。

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チケットセールスの窓口で番号札を取り待ちますが、基本的にトラブっている人が来る場所のため、一人当たりの対応に時間を要し、全然順番が回ってくる気配がありません。取っていたフライトは23時なので多少時間の余裕がありますが、予約が取れてなくて乗れないとなると、別の手段を抑える必要があります。。。そもそもLATAMの問題なのか予約したエクスペディアの問題なのか、はたまた行きでフライトを振り替えたユナイテッドの問題なのかわからず、ここで待っているのが正解なのか、、、と悩みながらとりあえず待ちました。待つこと約2時間ようやく自分の番が来ました。事情を説明して係の人がPCを睨んでいると、予約を見つけた、とのこと。助かりました。。。どうやら行きのLATAMのフライトをチェックインせずに、ユナイテッドの振替便に乗ったため、予約が埋れていてしまっていたようです。チケットを発行してくれた係員の人に感謝しつつ、そもそも経由フライトが大幅遅延したユナイテッドには2度と乗らないと心に誓いました。

その後、出国検査を終え、サンティアゴの空港はお土産がかなり充実していたため色々物色してから、無事NYに帰りました。最後まで色々ありましたが何とか旅を終えることが出来一安心です。

 

非常に充実し思い出に残る旅となりまたが、最後にあえて今回訪れた観光地に順位をつけるとしたら、管理人は

フィッツロイ>ペリトモレノ氷河>パイネ国立公園>ウシュアイア>プンタアレーナス

であったかな、と思います。正直来る前はフィッツロイとパイネを同列に考えていたのですが、エルチャルテンの雰囲気の良さと、登山のアクセスの良さを考えるとフィッツロイに軍配があがるように思いました(パイネでWルートに行ければ別だと思いますが)。

パタゴニアは本当にアウトドア好きの楽園のような場所でした。地球の壮大さを体感出来るパタゴニア旅行、おすすめです。

 

では。