【マラソン】ニューヨークマラソン

2019年にNYマラソンを走った際の記録です。

【走ってみた】

NYマラソンのエントリー開始は2月なのですが、NY駐在が決まってすぐに申し込みました。抽選の倍率が高いレースなのですが、日本からinternational runnerとして申し込んだからか受かることが出来ました(料金は通常エントリーより少し高かったですが)。

練習は夏はNYも暑くてなかなか練習出来なかったのですが、流石にまずいと思い、9月、10月はひたすらハドソン川沿いを走りました。

まずは、レースの週の平日にJavits Centerでゼッケンのピックアップです。

参加人数5万人を超える大会だけあって、会場も広大です。無事ピックアップを済ませたのち、スタート地点への移動手段の変更手続きに向かいます。2月に申し込んだ際は公共交通手段で行けばいいか、と思い、交通手段不要で登録していたのですが、フェリーでスタート地点であるスタテンアイランドに行く場合も事前登録が必要であるということに直前で気付き、変更に行きました(変更はあっさり出来ました)。

レース当日はまずは地下鉄でスタテンアイランド行きのフェリーターミナルに行き、そこからフェリーに乗り、さらに降りたところバスでスタート地点まで向かいます。バスの中でイタリア人？と思わしき団体がテンションが高まってか、大合唱しており、グローバルな大会だなぁと感じました。家から会場に着くまで2時間弱かかりました。

スタート地点に着いてから、荷物の預け、トイレを済ませ、整列ゾーンに向かいます。行ってみて知ったのですが、荷物を預けず、レース中に使う最低限の持ち物だけ持っていき、ゴール後に冷えないためのポンチョをもらう、という選択肢もあるようです。

寒かったのでギリギリまでパーカーを着用し、事前に取引先の方から聞いていたドネーションボックスにパーカーを捨てました。スタート直前まであるので便利です。管理人はwave 2の最後尾に並び、スタートの時を待ちます。

10時10分にスタート。とにかくすごい量の人です。

まずはスタテンアイランドからブルックリンへの橋を渡ります。いきなり結構登りですが、景色も良いので気持ちよく走れます。

ブルックリン・クイーンズは道が平らなので走りやすく、想定よりも良いペースで走れました。またとにかく応援の人の量がすごく、ほとんど途切れることがありません。応援している人もいろんな国の国旗を持っており、NYだなぁと思いました。エリアによって雰囲気や応援している人の人種も違い、ブルックリンでは、爆音に音楽が流れ続けているようなエリアもあり、眺めていて飽きませんでした。

順調に距離を消化していたのですが、マンハッタンに入り30kmを超えたあたりから走り込み不足もあり急激にきつくなってペースダウン。。。マンハッタンからブロンコスに渡る橋で悶絶し、ブロンコスからマンハッタンに戻る橋で更に辛くなり、そこからゴールのセントラルパーク南側まで2km程度しばらく登りが続くところがあり、ここで心が折れそうになりました(ほぼ折れました)。その後もなかなかペースが戻らずダラダラ走り、何とかゴール！

タイムは前半調子が良かったこともあり、サブ4かつ自己ベストで走れました。応援の力は偉大です。ちなみに、このゴールから荷物のピックアップポイントまでもかなり距離があり、休憩を重ねながら、歩きました笑 今回は東京オリンピックのTシャツを着ながら走ってみたのですが、時折日本人の方が気付いて応援してくれたのは嬉しかったです。あと、走っていて思ったこととして、NYは日本と比べて走ってる人、応援している人が若いな、と感じました。これもまたNYの強さだと感じました。

【観光力】

• 圧倒的な量の沿道からの声援。NYの人の多さと、アメリカ人のノリの良さもあり、最初から最後まで声援が途絶えることがありません。こんな大会は初めてでした。
• 国際色の豊かさ。人種のるつぼだけあり、非常にグローバルな大会です。これは日本では出せない雰囲気だと思いました。
• 割としっかりしたロジ。アメリカなので期待してなかったのですが、ロジは思ったよりしっかりしており、スムーズな運営でストレスはなかったです。

【もう一歩】

• エイドが弱いです笑 料金高い割にはほとんど食べ物が出てきません。まぁこの辺りは日本も大会との違いなのかもしれませんが。

それでは。