【ドミニカ共和国】サントドミンゴ

2019年にドミニカ共和国のSanto Domingoを観光した際の記録です。

【旅程】

8/31 NY→サンドドミンゴ

9/1 終日サントドミンゴ旧市街観光

9/2 サントドミンゴ→NY

【旅路】

管理人はNY駐在中なのですが、3連休だったので、カリブの島を体験するべくサントドミンゴに向かいました。管理人はビーチリゾートでゆっくりというよりは、歴史や街並みに興味があるため、カリブの中では比較的歴史があり、世界遺産にも登録されているサントドミンゴを目的地にしました。事前情報ではやや治安が心配でしたが、旧市街を観光している分には注意していればそこまで問題はなさそうでした。

14時頃にサントドミンゴの空港に到着し、まずはタクシーでホテルを目指します。白タクに捕まるのはイヤだなぁと思っていたところ、手荷物受け取りを過ぎたところにいたTaxiと書いてある旅行会社の人と話したら旧市街まで定額料金かつドル払いでタクシーを手配出来るとのことだったので、この人にお願いしてタクシーに乗りました。結果的には到着ロビーから外に出るところにタクシーの手配窓口があったので、そちらでもよかったかもしれません。

宿はEl Beaterioという旧市街のなかになるホテルに泊まりました。大型ホテルは新市街の方になるのですが、観光しやすさ重視で旧市街にしました。

この宿、古い建物をリノベした宿のようでかなり雰囲気が良かったです。写真はロビーなのですが、部屋も清潔感がありキレイでした。一息ついたのち、街に繰り出して両替屋を探します。エル・コンデ通りに両替屋を見つけられたのですが、結構見つけるまで苦労しました。その後、お腹が空いたので、宿の近くのMimosaというレストランでご飯を食べました。全くひと気がなくかなり入りずらかったのですが、注文したタコの料理は美味しかったです。初日はこんなところで、宿に帰りスーパーで買ったビールを飲んで寝ました。

2日目は昼近くまで寝てしまったのですが、旧市街を歩き回りました。

写真はカテドラルの裏あたりの路地なのですが、非常にキレイです。空港から旧市街までくる道すがらの街並みは正直殺風景だったのですが、旧市街は気合を入れて整備されているようでした。

続いてParque Colonことコロンブス広場です。スペイン語だとコロンブスはColonと言うのですね。ここが旧市街の中心のようでして、朝から夜まで人で賑わっています。後ろに見えるカテドラルにはコロンブスの遺体が安置されていたのですが、死後500周年を機に、旧市街から少し離れたEl Faro a Colonに移されたそうです。ただ、管理人はスペインに旅行した際セビーリャでコロンブスの遺体が入っている棺を見たような記憶がありまして、調べてみたところスペインとドミニカがそれぞれ好きに主張しているようでしてどれも本物か怪しいです笑 興味がありましたら調べてみてください。

その後、オサマ砦に立ち寄ってかたコロンブスとその子孫が住んでいたというアルカサルと王宮博物館を見学しました。

こちらがアルカサルです。アルカサル、博物館共にコロンブスのことやドミニカの歴史についての資料が充実しており、オススメです。正直高校で日本史専攻だった管理人はコロンブスによる新大陸の開拓と中米の歴史をほとんど分かっていなかったのですが、何となく現在につながってくる流れに触れられたような気がしました。近くにある歴代総督や大統領が安置されているパンテオンも雰囲気のある場所でした。

ゆったりとした時間が流れる中、コロニアルな雰囲気の残る街並みにを散歩するのはなかなか気持ちよかったです。ドミニカはカリブ最古の歴史(スペイン侵略後)を有するだけのことはあるな、と思いました。目抜き通りであるエル・コンデ通りでは、多くのアートが売られていました。

夕方になり、地球の歩き方によるとサンフランシスコ修道院で毎週日曜にメレンゲのイベントが行われるとのことだったので向かってみました。

ものすごい人でした笑 わかりにくいのですが、中央奥に楽器の演奏部隊がおり、中央にダンスステージがあります。そして、曲に合わせて代わる代わる人々が踊っていきます。上手い下手ではなく皆さん思い思いに楽しんでおり見ていて飽きません。傍観者として現地の文化を少しだけ垣間見ることが出来ました。

最後にコロンブス広場に面するCafeteria El Condeでビールを飲みながらぼんやりしてから、翌日帰路につきました。日本から遠く離れたカリブの島について、また一つ見聞を広めることが出来ました。

【観光力】

• カリブの中では比較的豊かな歴史。カリブ観光となるとやはりビーチ中心で、歴史的な要素はどうしても薄くなってしまうのですが、サントドミンゴはコロンブスにまつわる歴史や古い建物を残した街並みがあり、あまりピンとこないカリブの歴史を知る上ではベストなのでは、と思いました。また見所が旧市街にギュッとまとまっていて観光もしやすいです。

【もう一歩】

• 食の要素が弱い。カリブの国はどこも割とそうかもしれませんが、もう少し雰囲気のあるレストランや飲み屋があると良いなと思いました。あまりご当地料理はないのかもしれませんが、例えば街並みを活かしたバーやカフェがもっとあっても良いのではと思いました。

では。